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IROHA DIARY

白雪いろは オフィシャルブログ

メダリストを観るなどした※この記事には重大なネタバレを含みます

いや~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ついに観てしまったメダリスト 面白かった、、、、、
結局同時視聴はせずにアニメから原作の最新話まで読んでしまった、、、
この作品、100万500点です(狐並みの感想)

ということでここからは感想を書いていくぜ、アニメの感想と原作の感想を分けて書くから、アニメしか見てない人は原作の感想は見ないでね!!



※ここから先はアニメ「メダリスト」の感想を含みます。ご注意ください。







いやホントに。てか、これ正直同時視聴しなくて正解だった。
普通に演技シーンで息飲んじゃったというか、飲まれちゃって言葉なんか出てこねえよ。瞬きすら躊躇う一瞬一瞬のモーションに緊張しちゃって、なんていうか、そこで言葉をひねり出してる暇があったら集中して見ててぇみたいな気持ちにさせられた。喋ろうと思えば喋れるだろうけど、このアニメの最大の魅せ場でもある演技のシーンは、「一観客として観る側」になる事がいっちばん楽しい楽しみ方だってすぐにわかったから、配信でのリアクションに囚われて「純粋にスケートを応援する観客の気持ち」から「ただのアニメを観ている視聴者」の位置に身を置くのが躊躇われたというか、それだけの出来だなって感じる程の映像美だった。マジでめっちゃ良かったんだよホントに。

私はこのアニメの、ではなくこの選手たちの応援者になりたかったんだよね。
そういう感情移入の仕方をしたから、同時視聴しなくて正解だったなと。。。
もちろん、純粋にアニメ作品として捉えて視聴するにも面白いストーリーだったから、同時視聴それ自体はすごく楽しそうだし心惹かれるものもあったので
否定の意図はないことだけはハッキリと真実を伝えたかった(?)


いのりちゃん、ちょっとやばい



やばい。大分やばい。この物語の主人公であり、特異点みたいな存在。
アニメを見始めてから如実に感じ始めた違和感、それは終始感じるいのりちゃんという存在の特異性、物語を動かすための舞台装置だからといえばそれまでだが、あくまでこの世界の1住人として考えたときの異常性、その脅威。原作漫画を読み進めるとその感覚はより強くなった(のちほど語るが)
これはいのりちゃんの実績が~とかそういう話ではなく、その精神性なんだよね。
現実的に考えたらアニメ5話のミケちゃんのように、劣等感や反抗心、どうして自分がこんな目に、大人に媚びるやつが偉いのか?自分は自分らしくいたい、なのに上手くいかない、嫌われるのが怖い、だから受け入れたフリして全部を突っぱねて、気張って、空回りして……みたいに、自分自身に振り回されてめちゃくちゃになっちゃうものなんだよね。むしろそれですら小学生にしては大人すぎる。


にも関わらず。いのりちゃんはそれをこの年で既に割り切ろうとしてる。
もちろん割り切りきれずに泣いちゃうこともあるんだけど、その度に「執念」一本で乗り越えていく。そんな様を、とあるキャラクターが「いのりちゃんはちょっと普通じゃないから強い」とハッキリ作中で明言されるシーンもある。これは作品内のキャラの身になって考えれば、やっぱり一目瞭然なんだよね。あえて悪い言い方をすると、超人的で、そして「少し気持ちが悪くて不自然」に描かれてる。それにもちゃんと意図があるんだよね(これも後で語るが)
むしろ光ちゃんの方がよっぽど真っ当なんだよね。

そしてそんないのりちゃんの狂気的な執念は「リンクの上限定の自由」として描かれ氷上の外で生きられない人として表現されてる。まるで夜鷹純のように。。。

って所を描いたのがアニメ化された、謂わば第一部の展開だと思うんだよ。
普通はこんなトントン拍子に実績を積み重ねるなんてありえない、普通はこんなに勇気と熱意を持ち続けられない、普通はそんなにタフじゃいられない。いのりちゃんは始めたばっかりで、設備的環境に恵まれてたわけでもない。
ギリギリの歳。あの日司先生がコーチになることを選んだと同時に、捨てた夢。
その二人の狂気は、読者視点からすれば「物語的」なんだろうけど、作中キャラからすればある種、ヒールのようですらあるんだよね。前に進むことを選んだ、その共感からはあえて遠く描かれていくいのりちゃんに「夢中にさせられる」物語なんだなと、私は感じた。

対照的に、幼少期のいのりちゃんはすごく同情できるような、共感の塊として描写される。まだ超人になる前の頃は徹底的にそう描かれてる。
そしてそんな自分を脱却したいという、「冷たい感情」ではもう走らないって決めるんだよね。そこから改めて「選手いのり」が生まれてくるわけ。
じゃあその初期微動を与えたのは誰って話。
司先生?お姉ちゃん?違うでしょう。

おっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっも……


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カテゴリー: 全体 適当日記
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